Google翻訳で正しい英語発音が矯正できる

こんにちは!コッツンです。

英語のスピーキングはもちろん、リスニングにも大いに関係し、役立つのが発音力のアップです。

 

発音がリスニング力・効率性に関係する理由

『発音なんて後から学んでもなんとかなるでしょ?』

と思っていると、効率の悪さと後から矯正する大変さで泣きを見ます!

 

こちらでも発音がリスニング力に関係し、先に学んでおくことで効率性が上がる理由を紹介しています。

 

正しい英語発音はGoogle翻訳アプリでマスターできる

発音の大切さがわかっても、

『発音って言っても自分がホントに出来てるかどうかよく分かんないんだよな・・・ 「Really」とか「girl」とか、他にもたくさん・・・』

という人は多そうです。私もかつてそうでした。ネイティブやスクールの先生に気軽に確認してもらう環境もない・・・

 

そこで活躍するのが、「Google翻訳アプリの音声認識機能」です。

 

流れは簡単。

  1. アプリをダウンロード。
  2. 確かめたい単語やフレーズをスマホに向かって話す。
  3. 何回か正しく認識されたら発音も正しく出来ている。ダメなら繰り返し練習する。

これだけです。朝でも夜でも出先でも気軽にチェックできます。

 

Google翻訳の音声認識で認識してくれない!(泣)

しかし、『よし、アプリで発音チェックだ!』と意気込むも、全く認識してくれないことがあります。「Really」が「Ready」になってしまうなど。

当然こういうときの解決法も教えます。それは、

  1. 改めて発音記号を確認する。
  2. それでもダメなら発音記号を無視して音を真似てみる。
  3. 違う辞書サイトで発音記号を確認する。
  4. 発音を教えるYouTube動画で学ぶ。

1と2はそのままの意味です。3と4は以下に詳しく説明します。

 

違う辞書サイトで発音記号を確認する

驚くかもしれませんが、Google翻訳の発音記号が実際の音と違うことはよくあります。(音声の発音は正しいのに記号の記載がどう聞いてもその通りになっていない)

こういうときは違う辞書サイトで発音記号を確認してみましょう。おすすめはこのあたり。

 

確認のため、まずはGoogle翻訳を見てみます。単語は一例で「hassle (面倒)」左下に発音記号が書いています。

学習当時、私はこの通り発音したら認識してくれなくて苦労していました・・・(笑)

 

では、比較する辞書サイトの1つ目はロングマン現代英英辞典で同じ単語。下真ん中の発音記号がGoogleとは違いますね。

  • Google : hasəl
  • ロングマン : hæsəl

æ」の記号はアとエの間のようなやや長めの潰れた(濁った)音で、さっきのGoogleの「a」は喉を開いた開放的(明るめ)なアの音なんです。試しに「æ」で発音したら見事認識してくれました!(hassleの発音はこんな感じ⇒hェァソオ)

 

2つ目はオックスフォード英英辞典。こちらもロングマンと全く同じ。

 

3つ目はケンブリッジ英語辞典。こちらも他2つと全く同じ。

以上3つのサイトを紹介しましたが、いずれもGoogle翻訳とは発音記号が違いましたね。このように他のサイトの発音でトライすることで正しく音声認識されることもあります。(ちなみに「Weblio」はあまり信用できない気が・・・)

 

発音を教えるYouTube動画で学ぶ

どうしても音声認識してくれないときの解決法、最後は「発音を教えるYouTube動画で学ぶ」です。

私のおすすめ英語学習チャンネルは、

こちらの2つ。

他にも4~5つほど良いチャンネルがあるのですが、上記のお二人は学習者に対して良い発音が出来るように導いてきた実績と教え方の上手さがあり、日本語ネイティブの日本人だからこそ、英語発音の難しさや発声のコツなど知っている方々です。好みもありますが、外国人の英語ネイティブの人よりむしろコツをつかみやすかったですね。

 

おすすめの見方は、まずドクターDさんの発音の基本に関する動画で「発音の基礎」を学びます。上手い人はきっと5本ほど見たら全ての単語とフレーズに応用できるでしょう。

 

しかし、私のように「どうしても発音できない個別の単語」にぶち当たる人もいるはずです。むしろこっちのほうが多いかな。

そんなときはYumiさんの動画が大活躍します。さっき言った「Really」とか「girl」とか、その他多くの動画のお世話になりました。

 

それでもGoogle翻訳の音声認識で認識してくれない!!(号泣)

もし上記の方法を試してもダメなら「一度」諦めてください。一度それは忘れて次の学習に向かいましょう。

なぜなら、舌の動かし方や喉の開き方、歯の使い方などは訓練しないと機能しないことがあるからです。ある単語が言えなくても数ヶ月、場合によっては年単位でゆっくりと改善していくつもりでのんびりと構えましょう。

 

それに、そもそもGoogleの音声認識は完璧ではありません。私の場合「he (彼は)」の発音はGoogleにかけると大体「she」と認識されてしまいます。

かと言って、生身の人に聞いたら『ちゃんとheって言えてるよ』とのことだったので、「ま、そういうこともあるかな」くらいに考えています。

なので、例えばELSA Speak(エルサ スピーク)な、ど他のアプリで認識されるようならひとまず問題ありません。

 

ちなみに私の場合、本当に難しくてめったに認識してくれないのが「year」です!(泣笑)

 

Google翻訳アプリで英語学習の効率が3倍良くなる方法

さて、最後にとっておきのおまけ情報です

Google翻訳アプリと言えば普通に翻訳するだけでも英語学習の助けになりますが、今回それとは別に英語・英会話の学習効率が3倍良くなる方法を教えます。

それは、「Google翻訳アプリ」×「Ankiアプリ」の必殺コンボです。

 

英語が話せるとは、英語フレーズを「パッと瞬間的に言えること」

そのためには知識を詰め込むだけじゃダメ。フレーズごと繰り返し体に染み込ませることで、実践でパッと口から出るようになるんです。

それができるのが【Anki】アプリなんです!

詳しくはこちら。

 

やり方は至って簡単。このAnkiでフレーズの発声練習をするときに、Google翻訳で正しく音声認識されるまで発声をすることです。慣れないうちは大変ですが大きなメリットがあります。

  1. 正しい発音のほうが覚えやすい。
  2. 体に染み込んでいるからパッと言える。
  3. 発音が正しいからすぐ相手に伝わる。

という3つのメリットがある学習法なんです。

 

「正しい発音のほうが覚えやすい」ということに関して懐疑的な人もいるかもしれませんね。でもこれちゃんと理由があるのです。それは、

  • 英語のほうが音節が少ないから情報量が少なくて覚えやすい。
  • リズム感があるから覚えやすい。

という理由です。

 

例えばこのイディオム。「come to think of it (考えてみれば)」

  • 日本語的な発音 ⇒ カム・トゥ・シンク・オブ・イット (11音節)
  • 英語的な発音 ⇒ カムダ・スィン・カビ (3音節)

どうですか? 8音節も少ないでしょ? しかもリズムが良いから頭に残りやすい。

 

ただ、「Google翻訳で正しく音声認識されるまで発声する」っていうのが、慣れないうちは結構大変なんだ! 1フレーズだけで20~30分使うこともあります。ところが、慣れてくると1フレーズ数秒から1分ほどで認識が正しくできて、2回目以降は大体一発で認識されます。

 

ぜひ諦めずに発音をマスターしてください。そうすればリスニングとスピーキングの力もかなり上がっていきます。